伝統工芸職人の長男と傾きかけた老舗問屋の若旦那、幼馴染同士の恋を描いた「跡取り同士」の完結編。
職人となった一清(いっせい)と共に行きていくことを決めた総益(そうえき)は、離婚準備に向けて奔走する。一方、一清は、素直に愛情を表現し始めた総益
をこれまで以上に愛するようになっていた。けれど愛人という立場から高まる独占欲を持て余し、嫉妬のあまり総益を傷つけそうになる自分を懸命に抑えている。
順調に見えた二人の関係は、意外な人物の裏切りによって突如危機に晒される。互いを思うあまりすれ違い続けた彼らに訪れる結末とは。
伝統工芸に関わる男たちの恋愛と仕事を描く雲雀鎚起銅器シリーズの第四話。三話を先に読んでいただくことをお勧めします。★がタイトルについている回は露骨な性描写を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-17 19:00:00
107864文字
会話率:50%
大陸の中心に広がる森『グラン・リエース』。その祝福を受けた『緑の御子(みどりのみこ)』達が留まる国は、豊かに繁栄するという。
そこで行われる神事の為、父王の代理で森を訪れていた15歳のレオンは刺客に襲われ瀕死の深手を負ってしまう。しかし森の
民の少年に助けられ奇跡的に一命を取り止める。だが少年だと思い込んだその子供は実は少女で、その出逢いにより二人の運命の歯車が動き始める―――。
大層なあらすじ書いちゃいましたが、途中まではほのぼのモードです。えっちも当分先になりそうです……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-07 06:00:00
57399文字
会話率:28%
メルリーナが幼い頃から思いを寄せていた、ユリシスの妻となって2年が経っていた。彼の『愛している』という言葉は嘘だと、彼女は知っていた。――そんな夫に、彼女はある賭けをする。愛されるか、崩壊するか…全てをかけた賭けの行方は?本編完結、番外編は
年の差夫婦の溺愛らぶあま。
※拙作は個人の趣味によるものですので、感想欄の「気になる点」の記載については受け付けておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-27 10:24:59
151346文字
会話率:36%
成人するまでまったく別の土地で暮らしていたが、両親の祖国で後継ぎがいなくなったためその王位を継いだ「よそ者陛下」。
なかなか有能だった彼は「よそ者」でもその国に馴染んで、受け入れられていた。
さて、そろそろ彼も王妃を迎えねば。とりまきがあの
手この手を使えど、「忙しいのに何してんだ。バカじゃねぇの。」とよそ者陛下はそんな気ゼロ。そんな折、留学していたとある侯爵令嬢が帰国したとの知らせがはいる。彼女はまれにみる美女で、才知にあふれる優良物件。ここぞとばかりに二人を出会わせてみるものの、「よそ者のあなたが王ですって?バカにしてるの?」侯爵令嬢は愛国精神溢れる鉄壁の令嬢でございました。
この二人の間にロマンスなんて生まれるの?
■□初めて年齢制限のある連載をするので、性描写はどこまでできるか分からないまま頑張ってます。描写がある話はそれっぽいタイトルになってます(笑)□■
□■1話だいたい1300字~2000字程度です。さくっと読めるようにしています。(個人的見解)□■8/18完結しました。ありがとうございました。□■後日談は新規で公開中です。□■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-18 11:00:00
124673文字
会話率:29%
冷たい雨が降る夜に男と青年は出合った。
それは、偶然か? 必然なのか?
二人の邂逅に事態は動き出す。
最終更新:2010-12-29 22:55:29
7554文字
会話率:34%
彼とはもう10年の付き合い。同棲もしている。それなのに、彼との距離は開くばかり……。包み込まれるようなぬくもりが欲しいだけなのに、冷えていく関係。そんな時、吸い込まれるように訪れた一軒の古ぼけた店。店主・卯堂は年上の和服が似合う中年男性。そ
んな不思議な魅力をもつ卯堂に心惹かれるが……。さまざまな心のすれ違いが彼らを幸せにするのか、それとも不幸になってしまうのか。大人の恋愛をどうぞ。*更新は不定期です。目次の☆印は性表現が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-18 00:22:56
85294文字
会話率:45%
「シャナンがほしい」異常な渇きが女子高生、三神加奈(みかみかな)を苦しめた。
最終更新:2006-09-10 14:30:19
65331文字
会話率:40%